代理店の所長さんとオンライン面談しました。内容はいわゆるスカウトです。一社専属なら誰でもされるやつ。
スカウト電話をくれたのはアポ取り会社の方ですが、(この後この代理店の系列の人材紹介会社のアポ取り部隊と判明)「お忙しいですよね…!申し訳ありません…!情報交換だけでも…!本当急に申し訳ありません…!この日とこの日でしたらどちらがよろしいですか…!」という低姿勢な中にも確実にアポを取ろうとするその強い意志、これは見習うべきメンタルと感じました。
この電話の後に所長さんから電話があり、詳細な日時を決めました。「ハイではこの日に。私の番号にショートメールでメールアドレス送っておいて下さい。はいすみませ〜ん。」と切られたわけですが、「よろしくお願いいたします」と言って電話切られるのを待つ形になった私、そして率先してショートメールでアドレスを送る私、まるで御社への転職希望者みたいになってない?(^o^)「まさか第一使徒の僕が第13の使徒に堕とされるとは」エヴァのカヲル君の気持ちがわかる。まさか電話するだけでスカウトされる側からただの転職希望者に堕とされるとは。
転職の意思はないことは伝えていたのですが、アポ取り会社の方も所長さんも「情報交換だけでいいですから!情報交換だけ!」ということで…。かの有名な「休憩するだけだから!」のやつやん!休憩だけにならんやつやん!とは思ってました。個人的に情報交換しましょうって誘い文句は好きではなくて、なんというか目的を誤魔化してるかんじがするし、シンプルに字面が面白くない。今回も結果から言うと、私が自社や自分の情報を提供する場面は一切なく、仕事の悩みとかないの〜?と聞かれることもなく、この代理店の会社説明を1時間聞いただけでした。お互いのメールアドレス以外何も交換していない。いやわかってたけど!スカウトだろうと情報交換だろうと内容は同じって!もはや情報交換して下さいじゃなくて一方的に話聞いて下さいって言って!!
事前にTwitterでこうした面談で何を聞いたほうがいいかフォロワーの方に教えて頂いていたので、会社説明で注目すべき事項や聞いておくべき内容は大方クリアできました。おかげで眠い時間にならなかった。皆さま本当にありがとうございました!!
面談のメモを見返すに、この代理店のウリは初年度手数料が80%だということ。あと継続手数料。ただボーナスと退職金がない。ここ何回も言ってたからここがアッピールポイントなんだと思います。他にもリーズとかマーケットとかもちろん魅力的なポイントたくさんありました。ただ、代理店と一社専属のメリットを比較したスライドについてはちょっと言わせて頂く。代理店部分の背景は白でメリットギチギチ、一社専属部分の背景は黒でメリットスッカスカ余白たっぷり、あまりにもあからさまなので私の内なる少佐が「よろしい、ならば戦争だ」と言い出すところでした。
最後に何か質問ありますか〜のタイミングで、いちばん聞いてみたかった「代理店の方から見て、一社専属の方がお客様のためになると思うことって何かありますか?」をぶつけてみました。
「………大手生保の正社員の方から加入するというのはやはり安心でしょうね!」この絶妙な沈黙を私は忘れない。
暇保よぉオメェ何様だ?ってくらい好き勝手書きましたが、この所長さん、おじちゃんなのに最後に両手ふってばいばーいてしてくれてかわいかったです。私には合わなかっただけで、こういうキャラがバチコンはまる人もいるはずきっと!
でも情報交換て言っといて転職の意思のない人に1時間マンツーマン会社説明会はさ、所長はいつも我らに「潜在ニーズを引き出そう」って言うんだからさ、保険に興味ない人にいきなりプランの提案とかしないんだからさ、同じじゃないかな〜とか思ったりしました。こういうところがほんと何様なんですけれど。
改めて代理店と一社専属の違いにこういうかたちで向き合うことができたのはよかったです。よかったのかな。心はなんとなく悲しいですが。私の会社はいろいろあったしいろいろ言われるけど、やっぱり好きなんだよなあ。