暇な生保レディのブログ

保険は担当がついてこそ

不用意に保険解約を促すYouTuberについて、金融庁・消費生活センター・生命保険協会・日本損害保険協会に電話してみた

電話ってどんだけ暇人だよ…コッワ…と言われるかもしれませんけれども…暇人は否定しません…

あ〜このYouTuber、金融庁が取り締まってくんないかな〜〜〜(ハナホジ)あっ電話してみっか

というかんじで電話しました。先月のことです。


私が生命保険会社の募集人であることをお伝えして、電話の内容は↓

・生命保険や損害保険等の保険の解約を促すYouTuberについて、個別状況を考慮しないのはすごく危険だと思うし、実際私のお客様にもこの経緯で解約した後にご病気された方がいる

・もちろん自己責任だけれども、そりゃ自己責任なんだけれども、今後も見過ごしていいものなのか、何か規制が必要なのではと考えている

・募集人であれば業法違反になるような表現もしているのに(泣)

・何も規制がないというのは危険だと考えているのですが、せめて公的な第三者から消費者への啓発があればと思うのですがいかがでしょうか…

こんなかんじです。

 

まず金融庁に電話したところ、

・そんなYouTuberがいるんですか

消費生活センターの方が適切なアドバイスができると思います

とのことでした。金融庁以上。


というわけで消費生活センターに電話したところ、

・そんなYouTuberがいるんですか

・保険を解約させる目的が解約返戻金を自身の投資案件や情報商材を購入させる資金にすることではなく、浮いた保険料で投資しよう貯金しようと一見堅実なことを言うのは初めて聞くケースです

表現の自由とも言えるんですかね…

・詐欺被害があれば警察に相談できますが、法の網を掻い潜るというか、そういうことを考える人は本当に頭がいいですね…

・こうした相談事例をHPに掲載できないか等の進言をします

・生命保険協会や損害保険協会とも連携しますが、ぜひあなたの立場からのご意見もお伝え下さい

・というかこれは金融庁がお答えするべき内容ですよね

・でも金融庁は法がないと動けないので、法整備のためにもしかしたらもうYouTubeの監視等動いてる…かも…わかりませんが…

とのことでした。なんかすごく親身に聞いて下さって、掘り下げる質問もたくさんして下さって、感動でした。


というわけで次に生命保険協会に電話したところ、

・そんなYouTuberがいるんですか

・どのように検索すれば見れますか?私も見てみます

金融庁消費生活センターにも連絡して頂いていることも踏まえて上長に報告します

とのことでした。


次に日本損害保険協会に電話したところ、

・そんなYouTuberがいるんですか

・このような相談があったと上長に報告します

とのことでした。


対応して頂いたどの方も「それは遺憾ですね(プンスカ)」感出して聞いて下さったので気持ちは鎮まりました。あっ金融庁の人からはそんなこと言われても感出てたけれどもね。

皆さん「そんなYouTuberいるんですか驚き〜」という反応だったので、やっぱりそんな動画見てる方が少数かと思いつつ、私がTwitterやりすぎなだけなのか…?

もちろん電話したからって何かどうこうなるとも思いませんが、この4つの組織がどういうスタンス?なのかほんのりわかったのはよかったかなあと思います。

私は募集人の立場からですが、実際にこうしたYouTuberの誤情報で不利益出ましたっていう経験のある方がいましたら、でも自己責任だもんな…で終わりにせず、まあ自己責任なんだけれども、それでもこうしたところに相談しておくことはもしかしたらちょっとは意味のあることかもしんないと思ったりしました。

 

※こうしたYouTuberの発信する全てが問題とも思いませんが、信憑性ヤッバとは思います。

 

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