暇な生保レディのブログ

保険は担当がついてこそ

「マネリテが高い」とは

金融で6年働いてるのにマネリテって言葉が職場で出たことありませんでした。金融業の方でマネリテって日頃使う方いますか?

金融で6年働いてるのに現実の世界でマネリテと口にする人とお会いしたことがありません。SNS上にしかいないんですか?SNSが彼らの特別保護区か何かですか?


マネリテ高いと自称する人たちの特徴は、

・個別の状況を考慮せず、生命保険やペット保険等の保険商品の要不要を断言してしまう

・金融業に就いていないYouTuberが出したお金についての本を崇め讃えている

・ネットで情報収集した知識をほぼコピペで発信している(←ネットリテラシー的にどうなん?)

こんなかんじかなあと思うのですがどうでしょうか。もっとあるか。


そもそもリテラシーとは何なのか。ゲシュタルト崩壊間近なので広辞苑で調べました。


①読み書きの能力。識字能力。

②特定の分野の知識や、それを活用する能力。


…ということは、「マネリテ高い」というのは、①の意味で使ってますね?お金の計算ができますという意味合いですね?


おちょくりすぎました。

でも②の意味で使うにはちょっと厳しいよアンタ〜という人が多い印象です。金融って銀行も保険も証券も奥が深いですし、金融商品も星の数ほどありますし、本業でやってたら「私マネリテ高いんです」なんてちょっと恥ずかしくて言えないですよ。勉強するほど謙虚になりますよ。そう考えると「マネリテ高そう〜!」て褒め言葉になるんですか。「AKBにいそう〜!」と同じくらい褒めてるのかディスりなのかわからなくないですか。


ただ、資産運用とかお金の話を現実でしても理解してもらえないというのはわかります。Twitterでも「家族に株の話をしたら守銭奴と言われたツライ」みたいなのをたまに見かけます。

でも、日本のこれまでの文化?国民性?を考えると、「投資話がきたらいったんバリア張る」方が普通の反応な気がします。それを頭固い、不勉強とするか、堅実で現実的とするか。

営業職のあるあるかもしれませんが、たくさん紹介くれたりする「良いお客様」って、最初は強烈なクレームからのスタートだったり、契約もバチバチに反対されていたりします。それがご契約となりお客様になると、この仕事を理解して応援して下さるようになったりするんですよね。(偉そうに言いましたが私にはこんなことそうそうありません)

先ほどのツイートも、自分はこんなに勉強してるのにとか、家族のために言ってるのにとか、わかってくれないなんてこんな愚かな奴とは思わなかったとか、リプ含めそんなんばっかですけど、そういう思いが透けちゃって警戒したくなるような言葉選んじゃってるんじゃないのなんて思います。資産運用を家族のためにやるなら、その家族に対して謎マウントとらずに、家族が安心できる方法を一緒に考えたらいいのではないかしら…。


リテラシーって難しいですね。

少なくとも、TwitterYouTubeや個人ブログから得た知識をコピペして披露してフォロワーを集めたり、コピペ記事を書いたブログで「Googleアドセンス通過しました!」なんてTwitterで報告するような、もうそれ何次産業だよっていうことをしている人は、リテラシーとは無縁だなと思っています。

 

 

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