バチェロレッテの感想を見てます。Twitter、ブログ、YouTube、いろいろ見てます。ところで暇な生保レディは卒業論文で「メディアスポーツ」について毛の先ほど研究したんですね。毛の先も先すぎて枝毛になってて千切れそうなくらいのものですが。「メディアスポーツ」とは「メディア」を通して見る「スポーツ」のことです。学生時代を思い出しながらなので100%正確ではありませんがざっくり説明させて頂くと、スポーツはメディアを通すことで実況が加わり、解説が加わり、選手の特集になるとプロフィールや幼少期なんかも伝えてくれることがありますよね。例えば陸上のリレー。日本のチームについて語る時に用いられる言葉は「戦略」「頭脳戦」、アフリカ(いわゆる黒人)のチームについて語る時は「身体能力」。日本人は身体能力はアフリカ人より高くはないが、頭脳でカバーできる。つまりアフリカより知能で優れているという話になる。その知能の高さは経済的豊かさへと意図せず話が及ぶ。また例えば男子選手と女子選手の特集の違い。何らかの競技で優勝した男子選手のインタビュー内容は自身のトレーニング姿、苦難を乗り越えた時の思い出等。女子選手の場合そういった内容に「父親」「男性のコーチ」の存在がプラスされる。女性は精神面で不安定なもの、男性から支えられるものという姿が出来上がる。メディアスポーツは単に試合の様子や結果だけでなく様々なステレオタイプを生むことがある。だから何だというものではなく、そういう考えもあるんだなと頭の隅に置いておくとスポーツの報道が少しおもしろくなるよというのがゼミの先生のお言葉です。
話を戻すと、バチェロレッテが誰にもバラを渡さずジ・エンドを迎えたことでバチェロレッテ・萌子さんにお怒りな方が多いようです。(個人的にはバチェラー3の友永ショックの方が100倍インパクトあったため怒りというのは湧いてこない。)中には結婚できないこじらせ女子の典型なんて言葉もあり、この総括にはかなりモヤモヤします。暇な生保レディが独身だったらモヤモヤどころか殺意だったと思う。どういうモヤモヤかわからないまま配信から一週間たちましたが、メディアスポーツのことをふと思い出しました。一人の人間の恋愛するまでの様をメディアで切り取ったことで、きっと意図せず生まれた女性への、結婚への、婚活への、愛へのステレオタイプがある。と思う。「結婚って○○じゃん」「愛って○○じゃん」という人の心にぺこぱ松陰寺太勇を住まわせたい。「とも言い切れないだろ!」
「人と違う考えの部分を深掘りするとその人の価値観に出会える」というのはうちの支社長の言葉ですが、我々視聴者は深掘りできませんのでね。ていうかTwitterで初めて3桁のいいねをもらったのが保険についてでなくバチェロレッテの感想っていう、これもまたバチェロレッテ「愛」の成したひとつのかたちですね。
ブログランキング応援お願いします。クリック↓