感動した商談のひとつなんですけど。
その方は親が介護になっちゃったから保険見直したいってお申し出がありまして、あー介護にお金かかるから保険料下げたいってことだろうな〜と思ったんです。あー何を調節しようかーあーどれもいいものに入ってんだけどなーーってかんじで。
けど実際は、介護保険に追加で入りたいってことでした。自分が介護になった時には、自分の娘にこんな思いさせたくないなーっていうことで。
暇な生保レディはもう涙目で話聞いてました。愛が美しすぎ!
こんな話聞いたら一生涯担当します!ってなるわい!もしお客様が認知症になったりしても娘さんによくよく言って聞かせますよ!このお金は!お母さんがあなたのために!大変な中家計やりくりして!入ってくれた保険のお金だって!!だから!お母さんが幸せに暮らせるための施設なりサービスなりに使うものだって!!変な使い方したらあかんのやでって!!
こういう経験すると、この仕事絶対続けないとなってなります。暇な生保レディはまじめなのです。
介護保険の思い出はいくつかあるんですけど、70代のおばあちゃまの話。
すでに介護保険には入っていて、その日は死亡した場合の受取人を変えたいってお申し出でした。
受取人はそれまで長男にしてたけど、長女のほうがしょっちゅう家に顔見せに帰ってきてくれるから、長女にすると。
めっちゃリアルな決め方〜!人間のリアルな感情〜!!って感心しちゃいました。
逆に受取人側の話もあって、お姑さんが死亡保険入ってるって知ってるから介護になってもお世話しますってお嫁さんの立場の方もいましたが。
介護保険にまつわるエピソードはほんとリアルガチぞろい。これから日本は介護になる人がどんどん増えていくんでしょうけど、そしたら介護保険はいずれ売り止めになるのかもなと思ったりします。なる確率の高いことに備えるのは、保険ていうかただの「準備」じゃね?てきな。こっわー。
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